エンジニアが稲刈りを体験してみる。

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じゅんじゅんエンジニア

あいさつ

こんにちは。三度の飯より飯が好き、じゅんじゅんです。

突然ですが、人生で一度は「稲刈りしたいな」と、人間誰しもそんな夢を抱くと思います。 私も思い出せば、大人気ゲームソフト『天穂のサクナヒメ』を遊んでいた際に、軽々と稲作を行うキャラクターに痺れて、いつしか「稲刈り」の夢を抱いていました。

しかし生まれてこの方数十年、農作業なんぞ中学時代の林間学校以来で、そもそも「稲刈り」とはどういうことをするかも知らない人間。 ですが私、常日頃食物への感謝を忘れず、食物の向こう側にいる生産者の方々に直接謝意を伝えたい、願わくば共に気持ちの良い汗を流したい…そんな志が徐々に高まり、あらゆる面から稲刈り体験できる機会を模索しました。

JAさんに連絡してみる

調べていくうちに、『天穂のサクナヒメ』の開発裏話で、JAさんの名前が何回も挙がっていたので、まずはと思い、最寄りのJAさんに稲刈り体験の旨をお話しました。

J「お電話ありがとうございます。こちらJA、農業協同組合です。本日はどういったご用件でしょうか?」

私「お忙しいところすみません、稲刈りについてお伺いしたいのですが…」

J「稲刈りですね、ありがとうございます。ちなみに稲刈りのどういった内容でしょうか?」

私「あ、いえ…困っているというか、そちらで稲刈りが体験できる何かしらのイベントがあるか、と伺いたくて…」

J「なるほど…稲刈りの体験をご希望、ということですね…。ちなみに農作業は初めてでいらっしゃいますでしょうか?」

私「そうですね…中学時代に軽く手伝ったぐらいになります。」

J「かしこまりました…。ではこちらでも色々とお調べしますので少々お待ちください。」

ああ…なんて神対応なんだ…。電話越しでいきなり「稲刈りを体験したい」と相談を持ち掛けるやべえ奴を親身になって相手してくれる…お米券5000兆枚買います。 そんなやり取りを20分程して、私の連絡先をお伝えしてその日は終わりました。 内心「冷やかしだと思われているんだろうな」と思いを抱きつつ、稲刈り体験の続報を待っていたのですが…………

交渉成立です。完全勝利。コロンビア。

JAさんの方々が連携している米農家さんに連絡してくださったらしく、無事、稲刈り体験にありつけました。 協力してくださったJAさん、そして米農家さん、ありがとうございました。 追加でお米券5000兆枚買います。

稲刈りの様子

稲刈りは昔、鎌で全ての稲を刈り、脱穀機で稲穂を落とす、と全て手作業だったのですが、今は文明の力「コンバイン」を用いて、稲刈りから脱穀、そして稲穂が取れた稲の処理を一貫して行うようです。 ぶんめいのちからってすげー!

ですが、コンバインも軽トラの三分の二程の大きさなので、四角に植えられた稲を刈る際に、四隅を刈ることは出来ないので、その箇所は手作業で鎌を用いて刈っていきます。

刈っていきながら、コンバインの通り道にある小石などは、巻き込まないように除けておきます。 除けないと稲と一緒に刈り上げてしまい、一発でコンバインお陀仏なるようです。 (農家さんの話だと、一昨年は落とした鎌を刈り上げてしまったそうです。恐ろしい…。)

四隅を綺麗に刈ったら、ここでようやくコンバインを田に走り入れます。 間近で見れるのは貴重なので、凄く興奮しました。駆動音迫力も抜群です。

コンバインが刈っている間に、先程手作業で刈った稲を、藁で束ねます。 束ねた稲は、後ほどコンバインで刈り上げるそうです。

手袋をしながら束ねるのですが、これがすごく力が要る作業で、ちゃんと縛らないと後でコンバインで刈り上げる際、解けてバラバラになるそうです。 (実際コンバインで刈り上げした際バラバラになっているものもありました。) ただ力を入れすぎると藁が千切れてしまう。もどかしい作業でしたが、楽しかったです。

コンバインある程度稲を刈り上げると、脇に装着している稲穂を受けるネットが一杯になるので、交換する必要があります。 しかし、これがまた重い……。軽々と取り外し、軽トラの荷台に持ち上げる農家さんの力強さに頭が下がります。

1袋 20~30kg以上あるようです。25袋程お手伝いしましたが、終盤力全く入らなくて焦りました。

10:30から始めて6時間ほどやりましたが、まだ残っています。 広いのと、今年は豊作らしいので時間がかかっているとのこと。

稲穂ネットの取り外しや軽トラの荷台上げを繰り返すうち、作業開始7時間30分…。

ついに稲刈り作業・体験が完了しました。 日が暮れる前に終わって良かったです。

稲刈り体験をした感想、素直に農家は本当大変だなと、と感じました。 想像以上に重労働なのと、手際よく作業を熟さないと時間がかかってしまうので、のんびりやっているといつまでも終わらないな、と痛感した所存です。 ですがこれ以上ない貴重な体験をさせて頂いたので、感謝しかありません。 協力してくださった農家の皆さん、本当にありがとうございました!

帰り際、ご厚意で作っていられるお米10kg分を頂きました。 全身筋肉痛の身体には応えましたが、手伝ってくれたことに感謝されたので、気持ちがよかったです。

お米を育てる大変さ、そしてその辛さから生まれてくるお米の旨さ…私はこれからも、その全て有難みを噛み締めながら、ご飯を食べようと思います。

それでは、今日も元気に「いただきます!」!

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じゅんじゅんエンジニア
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